龍の子太郎 大阪公演行って来ました

2009年02月17日

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僕がポスターを担当させて頂いた劇団前進座の「龍の子太郎」
2007年7月に始まって1年半・・2月15日ようやく大阪初見参!
ドキドキしながら会場に向かう。楽しみの一つはポスター。
あった!
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道行く先に貼られているポスターはもちろん、道案内でも
あるけれど、僕らのテンションをどんどん龍の子色へと誘って
くれます!
会場に着くともうかなりの人だかり。1階席はほぼ満席です!
グッズ販売コーナー。大阪限定!この日の為に原画を持参しました!
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演劇というのはやっぱり大衆に馴染んでいて始まる前の雰囲気を見ても、
どこか「オラが村に劇団がやって来た〜」的な感覚が溢れています。
一種のお祭りですね。
そして開演。
僕は2度目なのですが、演劇は生き物だと実感。初演と比べると
さらに内容がまとまっていて、面白く成長していました。
何度も同じ演目を観に行く人の気持ちがわかった。
細かな描写ややって行く中でのアドリブからの発展した
遊びなどを感じ取れました。
演劇は変化はあれど舞台が1つ。そこで全ての場面を魅せる
というのは演出側も見る側もイマジネーションを膨らませ
ないといけない世界。
「龍の子太郎」は松谷みよこ先生が日本全国をまわり、民話を
収集、それをまとめて発展させたものなので、ただの昔話でなく
とてもダイナミックな展開のお話です。
その一つ一つがどう表現されるか?というのも観劇の一つの
楽しみでもありますね。
それが見事に表現されていました。内容も母子の物語でもありますが、
もう一つのテーマは日本人の原点、農耕、そして米の文化を伝える話
でもあります。
言葉一つ一つが重く、何度も涙腺がゆるみます。
終わると真っ白なご飯を食べたくなる公演でした。
前進座の青少年劇お芝居を観て思うのは昔話や時代劇、着物を
着ている時代の話は、現代の感覚では子どもに見せるには
どうしても古く感じられます。
でも、そんな心配をよそに、子ども達はとても楽しんで観ているのが
とても印象的です。子どもの目線を考え直す機会でもありました。
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徳治昭童画館(とく はるあきどうがかん)
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