ウィキッド

2009年12月21日


「ライオンキング」以来の四季です。初めての四季劇場もきれいで、以前
MBS劇場(だったっけ?)行った時も思ったけど、劇場の傾斜が結構急なので、
前の人が気にならず、観やすい。そして、舞台がとても近くに感じられる
いい場所ですね。
会場に入るとまずセット。舞台を取り囲むように上には大きなドラゴン。
そして、時計のムーブメントのような歯車がそこかしこにちりばめられて
いて、観る前から高揚感があります。
話は、もう一つのオズの物語・・・と、言うだけに今風にいうなら
スピンオフ。二人の魔法使い、北の良い魔女、西の悪い魔女の話ですが、
主人公は西の悪い魔女。その二人が実はかつて仲が良かった。。。ここから
物語が始まります。
「オズの魔法使い」というとジュディー・ガーランド版。
あの映画のインパクトが強過ぎて離れませんが、この「ウィキッド」が
面白かったのは、「オズの魔法使い」前史から始まり、本編の舞台裏を
絶妙にからめており、ブリキ男が、なるほど!!臆病ライオン、フンフン、
かかし、そう来たか!!ドロシーも影ではでますが、ついぞ、姿を現さな
いのです。それがこの二人の魔法使いのストーリーだというのををさらに引き立てます。
悪い魔女エルファバ(ウィキッド)が主人公というと、ちょっと思い出す
のが、「スターウォーズエピソード1〜3」のダースベーダー。
暗黒面へ徐々に入っていく心理が描かれていて、最初はそれを連想しましたが、
良い意味で裏切ってくれました。
ストーリーも学生時代から恋愛までからめてあるので、まったく予備知識が
なかったので最初戸惑いはありましたが、最後は引き込まれていきました。
四季と言えば、ギミック。舞台装置もすごいし、地面がライティング(映像?)
で土になったり石になったり、本当にまったく違う景色にしてしまうのはなら
でわですね。
やっぱり演劇はライブ感がいいです。
映画と原作、どちらも観なおしたい。読み直したくなりました。
劇団四季/ウィキッド
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