パズルアートについてお知らせ

2009年11月20日

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作品「ごめんね」
今年夏に発売された、パズルアートですが、購入先の
『パズルアートドットネット』での販売は終了いたしました。
今後は在庫分を徳治昭童画館のネットショップ及び展覧会にて販売予定です。
また徳治昭童画館よりの販売も在庫が無くなり次第、終了となります。
ショップ販売についてはしばらくの間お待ち下さい。
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と、ここまでがお知らせなのですが、僕の想いがつまったパズルアート、
そして販売元のU社のことも少し書かせてもらいます。
U社は10月30日をもって倒産しました。理由等についてはここでは
控えさせてもらいます。ただ、皆さんが真剣で、本気だったということは
伝えておきたかったのです。
U社とは実は数ヶ月のお付き合い。だか、それでもあまりある
密な関係にあった。
元々は某大手電機メーカーの下請けとして 長いあいだ運営してきたが、
昨今のグローバル化に伴い、部品の国内 生産が激減、モロに直撃した
大阪の企業だった。このままではダメだと思い、新天地を求め、会社
ごとくら替えした・・それもクリエイターを扱う商品を
開発するというまったくの異業種に。
どう言った経由か、僕を見つけて連絡が入った。そして偶然、
近所だった。それからというもの、毎週に近いくらい会った。
「いつものところで」の合言葉は朝10時にロイヤルホストだった。
まったくの異業種に取り組み「アートとイラストの違いって なんですか?」
から始まり、僕は毎週皆さんに説明していた。
僕より年上の営業部長は僕のことを「先生」と呼び、馴れないいことを
覚えようと必死で勉強していた。そして全国を飛び回り、クリエイター
達と会った。
その過程で僕がプロデュースしているPEACE SUMMERというアートイベント
にも協賛頂き、僕の提案でパズルアートコンテストを来年開催する予定でした。
そして、第1弾の商品が発売。 これを元に方向性を練って、新商品の開発
の模索をしていた。
展覧会という販路を 持つ僕は、いわばU社の商品開発モニターとなって
ここ数ヶ月二人三脚で 進んでいた。
画像はその一つ、開発中だった「らいおんサン壁掛け時計」
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地元八尾西武では毎日入れ替わり立ち替わり社員が訪れて、毎回献花を
頂き、そして家族まで連れてきてくれた。背負っているものの大きさ、
大事さ、必死さが伝わったからこそ、微力ながら自分がU社にできることを
考えた。
そしてお互いに地域密着、地域貢献をしたいという気持ちで一致し、
夢を語り合いました。
地元の幼稚園や施設に僕の絵を提供し、飾ってもらう。
ただし、原画はリスクが高いので複製をU社が担当し、
それをテストケースとして、レンタル絵画として外部へアピール
していく。。。その話しが進み、試作品が出来て本当に
これからスタート直前だった。
僕の夢は継続中。それがダメになっても一歩後退なだけで、また
前進すればいい。でも彼らはすべて失った。。。残念ながら、僕が
できることはない・・・もう二度と一緒にできないと思うと残念で
ならない。
U社の皆さんは人間としても素敵な人が多かったです。お仕事では
残念な結果になりましたが、できることなら人として、友人として
またお付き合いできたら・・・落ち着いたら営業部長に電話を
かけ、一緒にお酒でも酌み交わしたいと想います。
U社様、とても短いお付き合いでしたが、僕にとってはとても有意義で
素敵な時間を過ごせました。心から感謝を込めて、ありがとうございました。
★画像の作品は、本来なら、パスルアート第3弾として発売される予定だった
パズルのためのオリジナル童画です。U社の方と一緒に考えて創り上げました。
感謝の意味も込めて、裏面にも使用される予定だった作品も次の茶屋町の
個展にて展示します。
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徳治昭童画館では童画・イラストの受注、
展覧会や作品・グッズ委託販売を承っております。
ご興味のある方は問い合せフォームよりご連絡下さい。
徳治昭童画館(とく はるあきどうがかん)
徳治昭童画館
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