こどものことば絵本 きらきら

2008年09月11日

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さてさて、このサイトの左下に「創想〜そうそう」なるバナーがあるのを
ご存知だろうか?
こちらも僕のもう一つの顔のプロデュース業の一つ。
「創想」とは「創る」「想う」を掛け合わせた造語です。
この2つをキーワードにクリエイターを集めて何か出来ないものかと
立ち上げました。
そして、株式会社スタジオワープ様と組み、ポストカードブックサイズの
企画本が「創想BOOKシリーズ」として2006年に動き出しました。
現在は、
イラストレーター29人の紹介本「創想 illustrators link」シリーズ
純粋に、ちぎって使えるポストカードブック「ポスカポルカ」シリーズ
そして新企画「こどものことば絵本 きらきら」
の3企画が稼働しています。
今回はその新企画「こどものことば絵本 きらきら」のお話。


「きらきら」は、29人のこどもの言葉を29人のクリエイターが描きおこす
子供とクリエイターのコラボブックです。ありそうでない企画だ思います。
きっかけは僕のファンの子供の手紙でした。「わたしがことばを書くから
とくさんにいつか絵を描いてほしい」といった内容ででした。
日ごろから子供に対して出来ることを考えていた僕はその手紙で、まさに
頭の電球がピカ!と光りました(笑)
そして、子供絵本教室を運営したり、一緒にこどものイベント企画のパートナー
星未来工房のおおさわまきさんと相談したところ、二つ返事でまとまって
出来た企画でした。
29名の子供にそれぞれのテーマにそって言葉を書いてもらいました。
「宇宙人にいいたいこと」「虫のきもち」「動物のきもち」
「お母さんのおなかのなかにいた時の気持ち」
「しあわせだな〜と思うのはどんなとき?」
結果、どれも面白くて、なんでこんな発想がでるんだ?っていうくらい
僕らの頭をかき回します。
1つ例にあげるなら、
「虫のきもち」
「テントウ虫」 わたしって七星テントウだったっけ~?せなかが見られないのがショック!
(S・A/10才/女の子)
面白すぎる!選考が大変でした(笑)
もちろん、参加作家もすごく楽しんで描けたという感想をたくさんもらい、
お題を与えられるのを楽しみに、まるで落語の大喜利のようでした(笑)
そんな、子供の想いとクリエイターの感性がみごとに融合し、完成しました。
クリエイターの中にはこの期間に生死に関わる病と闘った人も2名います。
そんな大変な中、次の世代の言葉を表現するために頑張って描きあげて頂きました。
幸い、ふたりとも、無事で、今は元気にしています。
また、題字と本文の書は晴花seikaさんのかわいい書。晴花seikaさん、この依頼が
きた時はお腹に新たな命がやどった時期で、なにかと「こども」というキーワードに
反応していた時だけにビックリしたという。
そして、発刊になった現在、もうすぐ誕生を向かえることだと思います。
色んな縁とドラマが重なって出来た「きらきら」是非手に取ってあたたかい気持ちに
なって下さい。。。
最後に僕のコラボ作品を掲載します。ちなみにこの言葉を書いてくれたのは
僕に手紙をくれた女の子です。。。
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星未来工房(おおさわまき)
晴花seikaさん
創想〜きらきらページ
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