嫁日記「再生」

2011年04月13日

植物を育てるのが好きです。
ベランダには観葉植物、花、サボテン、多肉植物などなど。。。
みんなそれぞれ違う体をを持っていて、一年間世話をするとどういう生態なのかがわかります。
日向を好む、日陰を好む、直射日光大好きとか、寒さに極端に弱いとか。。。いつ花が咲いて
そのあとどうなるか。。。
でも植物もある程度環境に順応します。たいてい外に出しっ放しでも大丈夫だった。ところが、
去年の冬は寒すぎました。
多肉植物のカランコエを枯らしてしまった。根元から真っ黒になって元気がなくなり、
死なせてしまったのです。
数年前にも、「今夜は雪になるでしょう」という予報を忘れ、金のなる木を部屋に
入れ忘れたのです。次の日から木は徐々に弱っていき、下から黒くなって、結局死んでしまった。
葉の中の水分が凍って、押さえると「シャリシャリ」と音がしました。
かわいそうなことをしたと後悔しました。
完全に死んでしまったと思っていました。
ところが、春になると、なんと新しい芽が出てきたではありませんか。
生きていたのです。
植物の中の細胞は、それでも活動を続け、暖かくなる春が来るのを待っていたのです。
この生命力。
そして今またカランコエの黒くなった茎の先から、新しい緑の芽がぐんぐん伸びてきました。
切って植え替えたら日に日に大きくなってきています。
冬の間土中で待っていた紫蘭(しらん)も紫陽花(あじさい)も、蔦(つた)も、あの寒さを
乗り越えてか、去年よりも大きな新芽をたくさん出しています。
生命の力。生きる力。植物はすごいです。

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