金沢の旅

2011年09月05日

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8月回顧録その5。ラストです。
金沢に行ってきました。ちょっとしたミッションがあったのですが、
内緒です(笑)きっかけはお友達のイラストレーターの一花さんが
西武八尾店の個展に来てくれて、彼女の次回の案内をもらった。
その会場が金沢だったのです。
妻と車で向かいました。いつも行っている島根より近いんだけど思った
以上に?遠く感じた。やっぱり慣れない道だからかな。
たどり着いたのは、しいのき迎賓館。旧県庁を改装したスペースで
面白いのが表から見たらとても雰囲気あるレンガ作りの建物なのが
裏が近代的なガラス貼りの建物なんです。まったく顔が違う。
表の樹齢300年のしいのきがいっそう建物を引き立てています。
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ギャラリーもすごく綺麗でした。一花さん、お兄さんとの兄妹展だった
のですが、一花さんは岩絵の具を透明水彩のように薄く溶いて描き上げる
とても綺麗な絵。植物がなんともいえない美しさで表現されています。
こういう絵は僕にはないものなので、尊敬してしまいます。
対してお兄さんは切り絵。こっちは逆に力強い。作品数も多く、圧倒
されました。お二人とも金沢の雰囲気に合った表現で大人気でした。
こんなとこで展示してみたいな〜
その後、車を止めたまま歩いて21世紀美術館へ。ここに着いて初めて
知ったのですが、現代美術を中心とするとても近代的でクリエイティブな
空間でした。金沢にはギャラリーも多くあるようで、アートに理解のある
街だな〜と思った。
ブラブラと散歩して宿泊先へ。せっかくなので旅館に泊まりました。
部屋で食べる料理はやっぱりいいですね!
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翌日・・・雨。。。王道 兼六園などをブラブラなんて思っていたけど
やめて金沢湯涌夢二館へこれまた車を飛ばしました。ここは一階は夢二の
生い立ちなどが展示されていますが、二階が企画展で色々と夢二の絵を
入れ替えているようです。今回は「夢二の子ども絵」展でした。美人画
で有名ですが、童画も素晴らしいです。すごろくも楽しかった。
ただ、一階の展示は夢二が関わった3人の女性を中心に語られていて、
いかに夢二が女性を通じて激動の人生を歩んだのか、それが作品として
どう反映されてきたのかを考えさせられたのですが、何も知らずに
観光地周りでやってきた皆さんからすると、ワイドショー的ネタとして
しか語られず、とても残念な気持ちになりました。
でも、オススメです。近くに江戸村なるものもあったのですが、雨のため
断念。もう一度金沢市街に戻り昼食。近江町市場商店街でお寿司を食べました。
これまた美味しかった!のどぐろの寿司なんて大阪で見たことない!
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