劇団前進座「夢千代日記」
2011年02月17日
大阪・国立文楽劇場へ観劇してきました。
前進座といえば、「龍の子太郎」のポスターでお世話になって以来、
大阪公演があるときは他の劇もふくめてちょこちょこと観に行っています。
今回も文楽劇場に到着し、友人達と楽屋へご挨拶。役者さんは本番前は
さぞ緊張してるかと思いきや、以外とリラックスしていて楽しいです。
今回は現代劇なので、普段着のような雰囲気でちょっと違和感(笑)
そして開演。さっきまでゆったりしていたのがウソのようにみなさん
生き生きと元気。プロのお仕事ですね!
「夢千代日記」は昔、吉永小百合の映画を観ていました。なんとなく
覚えていましたが、胎内被爆をおった夢千代が余命数年の間の様々な
出来事を日記風に綴った作品。。。被爆という重いテーマを背負いつつ
ところどころにコメディタッチな演出も盛り込まれてあっという間に
時間が過ぎていきました。
原爆症という運命を背負いながら、とりまく人々の営みを通じて
「生きている」喜びを感じる姿に感動します。何度も泣かされました。
「原爆・反戦」は日本の忘れてはいけない大きなテーマ。
今だから必要な作品なのかもしれません。
前進座のお芝居ははずれがないですが、また一つ、好きな作品と出会いました。
絶対お薦めです!
20日が千秋楽です!
劇団前進座
*サイト内のブログ「公演だより」がリアルタイムに舞台裏をのぞけて楽しいです。
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