ウルトラマンサーガ

2012年04月15日

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友人のクリエイター松本アキムさんから電話があり、
急きょ近所のアリオ八尾で「ウルトラマンサーガ」の
おかひでき監督のトークショーがあるというので足を
運びました。実はおか監督、アキムさんの古い友人で
それがご縁で彼の灯り作品が劇中に登場しているのです!
羨まし〜!
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これがその作品。観に行く方は、よ〜く画面を観察してください。
松本アキムさんのサイト
トークショーはとても刺激的でした。なにより、ウルトラ愛
溢れる監督でした。たくさんの裏話や企画段階の話など、同じ
クリエイターとして感じるものがありました。。。なにより、
この作品は震災前に動き出し、震災を乗り越えて完成した作品。
スタッフの苦悩、決断。そんな内容もあり、より深く映画を観
たいと思いました。
残念ながら僕はご挨拶をすることが出来なかったのですが、別
行動で少し早く着いた嫁はアキムさんと通じておか監督とお話
したみたい。。。こっちも羨まし〜!
そして数日後、夫婦で映画鑑賞。いつもはレイトショーで観る
ことが多いが、今回は休日の昼間に行きました。案の定子供たち
が騒いで少し耳障りではありましたが、この時間に行って良かった。
子供たちのダイレクトな反応が観れた。
映画は今までのウルトラ映画とはちょっと違う不思議な映画でした。
主役ウルトラマンの組み合わせも不思議。強大な敵で地球の危機だけど
TVシリーズの一つの話を観ているような。。夢を観ているような感じ。
先程、震災について触れましたが、表現としてすごくスタッフの戦い
が感じることが出来ました。個人的にも震災後、仕事においてNGワード
がかなり増えました。。それは被災者に対しての気遣いなどあるだろう
けれど、あまりに包み隠してしまうとそれは薄っぺらいものになる。
この映画はオブラートをめくっていたと思う。
ここまで書いて少しわかったことがある。
不思議な感覚の理由は強大な敵と戦うウルトラマン。それを自分に
投影して観てしまうものだけど、敵が敵そのものじゃなかった。ウル
トラマンも僕達も敵の向こうのなにかと戦ってる。精神的な戦いを
感じた。
何気なく観ると何気なく通り過ぎる昨今の映像だけど、そこに関わる
人達の思いを感じるとやっぱり深い。そう思える映画でした。
昼間に行って良かったと思えたこと。映画館を出る子供たちがみんな
ウルトラマンになっていた。お母さんが「面白かったね!」というと
子供が「うん、面白いって信じてた!」と答えた。
僕の胸に深く突き刺さりました。
ウルトラマンサーガ公式サイト
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“ウルトラマンサーガ” への 1 件のフィードバック

  1. 松本アキム より:

    ご紹介、ありがとうございます!
    私も今日、3D版を息子と観てきました。
    これで、都合3回目の「ウルトラマンサーガ」鑑賞です!!
    いや、しかし何度観ても感動できる優れた映画です。
    この映画をただのヒーロー&怪獣映画にしなかったのは、
    徳さんの言うとおり、おか監督他スタッフのみなさんの熱い思いと
    努力の結果が結晶となって出来上がった映画だからだと思います。
    良い作品に関わる事が出来て、私は本当に幸せです!
    そして、もっともっとたくさんの人に見てもらいたい思いでいっぱいです。
    みなさんも是非とも劇場に足を運んでくださいネ!
    よろしくで~す。○(%)o シュワッチ!

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